過去ログ - 女「モンスターの山で遭難した私が美味しそうで眠れない話」
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3: ◆Nalwf0mHIM[saga]
2014/07/05(土) 14:01:05.68 ID:k7k1qYdq0
ガラガラガラ…

女「くっ……あ、危なかったぁ…」

咄嗟に木の根っこを掴んで落下は止められた。
荒い息のまま下を見る。
かなりの角度……どころか、断崖と言っていいくらいの垂直の崖。
こんな高さから落っこちたら怪我はさけられないだろう。

女「危うく死ぬとこだったよ」フゥー

いくら混乱してても周りが見えない状況で下手に動かないようにしなきゃ。
肝に銘じ、汗をぬぐってからもぞもぞと上に登る。

その途中で視界の隅にあるものが引っ掛かった。


女「あれって吊り橋…?」

遠目に崖の急斜面を避けて、対岸へ続く吊り橋があった。

女「あそこから渡れば下に降りられそうだけど…」

木の板と荒縄のような太いロープで吊るされた橋。
強風が吹きつけるとグラグラ揺れる。

女「……怖いな」タラリ

ひとまず吊り橋については保留にして、ずり落ちた斜面を登る。



?「誰だ! 誰かいるのか!」



ようやくよじ登れて深呼吸していたら、密林の向こうから大声が呼びかける。


女「…さっきの悲鳴を聴きつけて誰かきてくれたのかな?」



安価>>4
1 呼びかけに応える
2 黙ってやり過ごす



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