過去ログ - 上条「ソードアート・オンラインか、やってみたいな」アルゴ「その5ナ」
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1ZIMA”
◆5OdiFuFGeA
[sage saga]
2015/12/20(日) 23:55:33.38 ID:ehOqNWS50
「イン…フィニ…ティ…」
『魔女』は困惑した。インデックスが持つ剣、それは古代バビロニアの天と地を分けた無名の剣に匹敵するのではないかと思う。
それはあながち間違いでない。だがその前になんだ『禁書目録』の雰囲気は?
白金の粒子を浴びたシスターは『白金の剣』を構え、背中ら大量の粒子を放出させてる。
その姿は『白金の剣を持つ天使』、いや『聖女』である。まさに『魔女』である『アルティミシア』に抗うための。
『禁書目録』、そう言われることもある彼女にしても初めての現象。
「っ…」
足を引き、たじろぎそうになる。
が、その瞬間『魔女』の身体に無数の何かが突き刺さった感覚になる。何回もある経験。
自身の心が折れそうになるたびに突き刺さる。
アルティミシアと共に、ディストピアである彼女たちの時代を破壊するために共に時を遡り命を落としていった者達の視線。
彼らが死んだ時、その悲鳴、様々な物がフラッシュバックする。
『純粋な世界を作り、人間らしく険しい世界に生まれ変わりたいと願って死んだ者達』の重圧。
止まるわけにいかない。引くわけにもいかない。
『時間圧縮』の行使の為に集めた膨大なエネルギーを制御しないといけないために、あまり大に動けないのが悔やまれる。
特に、先ほど貫かれたときから『制御系統』の様子がおかしい。
「時の狭間にいるお前が、今さら何を出来ようと」
腕を振り上げ召喚した、『時の魔女怪人態』をインデックスの元へ向かわせた。
脂っこいうめき声と共にインデックスに押し寄せる、腐敗色の魔女達。だが。
「フッ!!」
何が起きた?アルティミシアは確かにシスターを抑えるために魔女数体を襲わせた。が、なんだ?
「…久しぶりに聞いたかも。この音」
そうだ、召喚した魔女怪人態は彼女の出鱈目に振った剣が当たった瞬間、砕け散ってしまった。
そう、それは水晶が砕けるような音で。あの少年の右手が異能に触れた時のような。
そして感じる。それは、未来のディストピア支配者、純白と偽善の存在と同じ存在。
アルティミシアはこの時代にで初めて絶望感を感じ顔を歪めた。
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