過去ログ - 上条「ソードアート・オンラインか、やってみたいな」アルゴ「その5ナ」
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1ZIMA”
◆5OdiFuFGeA
[sage saga]
2015/12/20(日) 23:57:53.39 ID:ehOqNWS50
「過去を決別しない、あなたはッ!!」
がむしゃらに突っ込んでくるインデックスを避けるアルティミシア。
特に『インフィニティー』には絶対に触れないようにする。先に呼んだ2人が来るとして3分。
何としても攻撃を避けなければいけない。特に、召喚した魔女を一瞬で消したあの剣は。
「喋ろうとするなぁぁ!!!」
何か自身に訴えかけようとするインデックスに、適当な魔術を打ち込むアルティミシア。
特にその喧しい口、頭部を中心に打ち込む。こんな動揺してる時に相手の口車に乗りたくはない。
幸い時を超える為の『門(ゲート)』は無事だ、インデックスさえなんとかすれば『時間圧縮』は数秒で再開できる。
そう、インデックスさえなんとかできれば。
「なん…だと!?」
だがそうはいかない。彼女は自身の『禁書目録』から使え適当な魔術をインデックスに当てたが、それがいい加減に選んだものではないのは確かだ。
『聖人だろうが捻挫する威力』の魔術なのだから。しかし、現状はこれだ。
アルティミシアは上下左右から魔女をインデックスに当てるが、ずべてあの剣で遮られる。
「効かないんだよ。…もう分かってるかもしれないけど」
「聞く耳持たん!!」
足止めなのか、混乱したのか先ほどと同じ術式を打ち込む『魔女』。
あまり効果的でないのは先ほど証明している。
魔術はインデックスの持つ『白金の剣』に当たると、水晶が砕け散るような音と共に消滅する。
そう、いつの時代に遡ったら真っ先に存在を物理的に消していた。
「『幻想殺し』と同じ効果だというのか!?」
《アルティミシア様!!》
「リノアか!?」
脳内に直接聞こえる自身の部下、『原子崩し』リノアの声。それが異能での会話なのはわかるが。
「弾着!!」
次には口頭でだった。
耳を塞ぎ、数メートルほど後方にジャンプすると同時にだった、爆炎が眼前で起き、風切り音と爆音が周囲に轟きシスターを覆った。
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