過去ログ - 【ジョジョ×とある】 とある奇妙な忘失世界 〜Lost THE WORLD〜
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942: ◆drmLS4k6lo[saga]
2015/07/20(月) 02:05:43.08 ID:u9RJnSCQ0

『オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”』ギョロギョロ


DIO「――――ッッハァァ!!」ゴロゴロゴロ

DIO「と、とっさに、消火栓から噴き出していた水の勢いを利用して高く飛び越えていなければ……あのズル剥けた壁のようになっていたのはオレだった」

『オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”』ギロリ

DIO「まだ追ってくる! 足を止めていてはだめだ! 走りながら奴への対抗策を練るのだ!」


DIO「くっ! ここにもあの札がある! 踏むのはまずい!」

『オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”』ゴガガガガガガ

DIO「足元ばかりに気を取られるとすぐにこれだッ。その巨体にはそぐわぬ機動力でオレに追いつき、燃え盛る炎の腕で抱きしめようとしてくる。
   熱い抱擁という奴だな、全く」

DIO「しかし、奴をどうにか追い返そうとしようにも……。フン!」ブオオン

『オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”』ボジュウウウ

DIO「円盤投げのようにメタクソにブン投げたマンホールの蓋でさえ、奴は体にパイがくっつくよりも気にすることもせず進軍してくる。
   レンガも、アスファルトも、等しく焼き尽くされてしまう」

DIO「だが落ち着け。これだけの大技、何かしらつけ込めるポイントは必ず存在する」

DIO「あれだけの高質量かつ、自動でオレを追いこむほどの精密さを併せ持たされた魔術だ。
   魔術にはとんと疎いオレでさえ、それは高度で膨大な準備がかかると見て取れる」

DIO「あの男も『念のため下準備しておいた』と言っていた。つまり、その準備をどうにか打ち崩すことができれば……」

『オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”』ブオオン

DIO「シッ! 相変わらず駄々っ子のように振り回しおって!」

DIO「どこまで追ってくるつもりだ、コイツは!」



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