6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/10(木) 23:32:04.62 ID:F+qqrKIo0
「なあ、律子。お前プロデューサーやってるのか?」
返ってきた律子が晩飯を食っているのを眺めながら、私は聞いてみた。
考えてみれば、あまり律子の仕事内容まで深く聞いたことが無かった気がしたからだ。
「ええ、今は竜宮小町の専属Pよ」
「言ってくれればよかったのに」
「聞かなかったでしょ」
それもそうだった。
しかし親としては何とも寂しい限りである。
律子は元々一人でもしっかり自立している子だから、こうなる事は何となくわかっていた。
だから、聞かなかったのだろうか。
「……少しくらい、話してくれても良かったんじゃないか?」
我ながら女々しいことを言っている気がする。
寂しかったのだろうか?
「……そう言えば、お父さんはどう思ってるの?」
「ん?」
「……私が、芸能事務所でプロデューサーやってる事」
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