過去ログ - 僧侶「我が国には、皆の希望である王子がいました」
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31: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/11(金) 20:45:33.22 ID:ckYC4wh40
王子「魔法戦士、以前の記憶があるんだろ!?ならあの頃の君を取り戻せるはずだよ!!」

魔王「そのつもりにはなれん!」シュッ

王子「以前の君に戻れば、もう戦わなくて済むのに!」サッ

魔王「俺は戦いを求めている!今はお前と戦いたくて仕方ないんだ王子!!」カァン

王子「旅の最中、僕は何度も君に負けた!それ以上、何を求めているんだ!?」カキーン

魔王「あれは戦いとは言わん!俺を殺す為に本気を出せ!」ガキィン

王子「殺せないよ、僕は…!!」

魔王「ならば死ね――ッ!!」

王子「!!」


>間一髪回避し、魔王の一撃は地面をえぐった。まるで容赦のない一撃だった。

王子「本気なのか…魔法戦士」

魔王「あぁ、本気だ」



魔法戦士『お前に…怪我でもさせたら大変だろう』


王子(魔法戦士と魔王は全くの別物だ…)


魔法戦士『確実な手段を取ろうとしたんだ俺は!お前の力を信頼して――』


王子(僕の知ってる魔法戦士は、もういない…)


魔法戦士『皆の希望――叶えてやれよ』


王子(魔法戦士はタガを外す前、こうなることを予測していた…)

王子(魔王になった自分を討つことを、僕に託したんだ!)


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