過去ログ - 結城晴「待ってろよ」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:46:51.46 ID:w/26O5Id0


目を潤ませながら晴は心配そうに俺を見つめる。こんな怯えた姿も可愛い。
俺はそんな晴の手を握り、玄関を開けて清涼とした北風の吹く外へと足を踏み出した。
晴は俺に手を引かれ一歩、外へ足を踏み出した。
一歩、また一歩、マンションの廊下を歩く。晴はそんな俺に手を引かれ、おずおずとついて来る。
周りをキョロキョロ確認しながら心細そうに一生懸命俺の手を握って、一歩一歩廊下を俺と歩く。
その仕草が何だか小動物のようで可愛らしい。


「そんなにキョロキョロ周り見てたらおかしく思われちゃうよ」

「しょ、しょうがないだろっ……誰かに見られたらどうすんだよ」

「見られたって普通にしとけば大丈夫だよ。そういう風にしてると本当に怪しく思われちゃうんだって。
 ほら、いつも通りいつも通り」

「……わ、わかったよ」


ここでわかったと言ってしまう辺り、晴も相当なものだ。
恥ずかしがり屋の癖に、辱めを受けるのが心の奥底から好きな生粋のマゾヒスト。
羞恥に震えながら、体はどうしようもない熱を蓄えてこれから起こる事に多大な期待を寄せている。
それが、この結城晴という女の子


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