384:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 04:20:49.17 ID:6yjJXh2i0
「へへっ、ほらどうした梨沙! そんなんじゃオレから取れないぜ!」
「ちょ、ちょっとは手加減しなさいよ!」
385:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 04:21:51.86 ID:6yjJXh2i0
「もう……あんまり舐めるんじゃないわよ!」
そんな声が聞こえた後、晴の足元からボールが消えていた。
386:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 04:23:11.56 ID:6yjJXh2i0
「そうか」
「――は今飯食ってんのか?」
387:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 04:24:02.40 ID:6yjJXh2i0
いつも食っている弁当。普段は特に何も思わずに食べられるのだが、今日だけは何故か箸が進まなかった。
食べなくても、過去に何度も食べさせられた馴染み過ぎた味。
湿った衣の唐揚げ。玉葱の甘味もしないハンバーグ。小麦の味が強いスパゲッティ。
388:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 04:25:02.33 ID:6yjJXh2i0
「お前達じゃあの量の弁当は足りないか」
「へへ、まぁな。やっぱ体動かしてると腹減るからな」
389:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 04:30:38.19 ID:6yjJXh2i0
「その?」
「その……ありすは、別に一緒じゃなくて良いんじゃないか?」
390:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 04:31:05.98 ID:6yjJXh2i0
「何処へ行くかはまた後でな。で、まだこれ食うのか?」
「え? あ、あぁ。食うぜ」
391:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 04:33:13.58 ID:6yjJXh2i0
「ほら、行くわよ!」
392:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 04:36:29.10 ID:6yjJXh2i0
晴がありす達と合流し、また遊びを再開した。
今度は小春が晴のボールを盗りにいくようだ。
あのほわっとした子が果たして晴からボールを盗れるのか気になり、俺はそのまま遠目から見つめた。
393:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/04(日) 04:40:32.09 ID:6yjJXh2i0
最近全然更新出来ていない、そしてにも関わらず短い更新ですみません
更新速度が遅いのはとりあえず方針というか、どういう感じになるのか
そういうのは決まってるのですが中々細部が決まらない感じで……
とりあえずガッチガチの共依存な物語にはしたいです
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