過去ログ - エリカ「あなたが勝つって、信じていますから」
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209:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/31(木) 23:20:22.53 ID:j48OEh5L0
「行け、フシギソウ!」

フシギソウとガルーラは一切の迷いなく駈け出し、お互いの距離を詰めていく。

しかしガルーラは途中で脚がおぼつかなくなり、バランスを崩す。

「フシギソウ! つるのムチ!」

「ガルーラ! かみつく!」

口を開けて前傾姿勢になったガルーラの足を、フシギソウはつるで正確に掴んだ。そして自身はサイドステップしてガルーラの牙を避ける。

ガルーラは前のめりになったまま転ぶ。

「フシギソウ、しびれごな!」

「ガルーラ!」

(しびれて動けんか……)

「フシギソウ! ソーラービーム!!」 

ガルーラが動けないところを、フシギソウは蕾をガルーラの顔の前へと持って行き、0距離でソーラービームを炸裂させた。

「戻れ、ガルーラ。……久々だよ。私の本当の手持ちを使うのは、行けニドキング!」

悠然と立つニドキング。

対して、ポケモンとして最後のピースを得たフシギソウが光り輝きながら、背の花を開かせる。

(これが……ポケモンとトレーナーの持つ力……)

ナツメは手が震えていた。恐怖ではない、魂を震わせる何かによって。

(行こう、相棒。どこまでも!)

「フシギバナ、勝つぞ!」

「バナアアアアアア!!」



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