過去ログ - 世にも奇妙なまどか☆マギカ 転落の物語
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 15:11:58.39 ID:h2gjsfTmo
【病院・屋上】

 心地よい夜風が吹き抜ける。
 屋上に一人たたずむほむらの髪が風にたなびいている。

以下略



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 15:13:22.03 ID:h2gjsfTmo
まどか「ねえ?どうして?友達に武器を向けるなんておかしいよ?」

ほむら「……あなたに矢を使うなんて、絶対したくなかった」

 ほむらの矢がまどかの足元を射抜く。
以下略



44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 15:14:27.90 ID:h2gjsfTmo
まどか「夢からさめてよ、ねえ」

ほむら「あなたの企みはわかっているわ!」

 ほむらの連射を、まどかも矢を放って相殺する。
以下略



45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 15:15:40.14 ID:h2gjsfTmo
 靴音。
 続いて拍手。

???「やっぱりね。鹿目さんならやってくれると思ったわ」

以下略



46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 15:16:39.82 ID:h2gjsfTmo
まどか「マミさん……、階段のところで倒れていたはずじゃ」

マミ「あれは美樹さん。落ち着いて考えれば靴下でわかったはずなのに」

まどか「あ……!まさか、さやかちゃんを殺したのは」
以下略



47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 15:17:33.17 ID:h2gjsfTmo
まどか「マミさんが、魔獣に操られていた……?」

マミ「いいえ。魔獣なんて最初から全然関係ない。魔獣のしわざ、と勘違いしたまま
   いつかこのこと自体も忘れて欲しかったんだけどな。
   詮索しなければ、佐倉さんのダミーも見破られなかったのに」
以下略



48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 15:18:31.51 ID:h2gjsfTmo
【回想・病院・8Fエレベーター前】

さやか「あれれー?杏子、注射怖いんだ?」

杏子「そんなわけねーだろ。全っ然平気さ」
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 15:19:12.69 ID:h2gjsfTmo
マミ「……キャーッ!」

 開いたドアの向こうにはエレベーターが『来ていなかった』。
 むきだしのコンクリートの壁、そこには床がない。

以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 15:20:12.63 ID:h2gjsfTmo
【病院・屋上】

マミ「そう。あれは不幸な事故。
   故障でエレベーターの位置を誤認識したドアが開いたのはあなたのせいじゃない。
   けれど、あなたの押した手が、『佐倉さんの命を奪った』」
以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 15:21:34.69 ID:h2gjsfTmo
【回想・病院・8Fエレベーター前】

マミ「とりあえず看護師さんに伝えたからすぐに来てくれるわ。
   それまで、これでも飲んで落ち着いて」

以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 15:22:34.94 ID:h2gjsfTmo
【病院・屋上】

マミ「私が勧めた紅茶を飲んで美樹さんともども深い眠りについた。
   その間に、身元を特定できないように佐倉さんの亡骸から身につけていたものを
   すべて剥ぎ取った。血がたくさん飛び散っていたから、隠すのは諦めたわ。
以下略



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