過去ログ - 八幡「なあ雪ノ下。俺と」雪乃「ごめんなさいそれは無理。だけど――」
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/16(水) 20:03:37.90 ID:kjt7MoXK0

「それはまあ、悪かった。でも、こんな時間になっちまう前に先に食ってればよかったじゃねぇか」

「……本気で言ってるの?」

「本気も何も、お前が馬鹿みたいじゃねぇか」


つい、少し口調が強くなってしまった
律義に待っていてくれたことはありがたく思っているし、もちろん申し訳なく思っている。
だからこそ、俺なんかの為にわざわざ我慢大会のようなことをしている小町に少し苛立ちを覚えた。


「今日色々あったこと知ってたから、小町待ってたんだよ?せめて小町だけでも温かく迎えてあげようと思ったから」

「っ……!」


小町に全部見透かされている気がして、変に体がこわばる。
色々、というのは、相模のことだろう。
自分を悪者に仕立て上げて相模を連れ戻した、あれだ。
きっと、俺の周囲からの悪評を由比ヶ浜あたりに聞いたのだろう。
あいつも大分おせっかいなもんだ。
――なのに。
なのに俺は、放課後の雪ノ下の事が頭にチラついて離れない。


「おかえりって言ったのに返事すらないからさ、結衣さんが言った以上に重症だなーと思ったわけですよ。そしたら部屋に閉じこもって、全然出てこないしさ。で、いい加減おなかも減ってきたから呼びに来たよ」

「……大丈夫だよ。大したことじゃない」

「嘘」

「即答かい」




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