13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:17:51.63 ID:KqjMiQVT0
「だったら、どうしてですか…?」
「それは………!」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:19:01.33 ID:KqjMiQVT0
____
「…わからないんだよ」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:20:00.12 ID:KqjMiQVT0
肯定を込めて頷きながら、俺は心の内を語っていく。
それはなんだか解きほぐされていくような感覚で、それと同時になんだか気恥ずかしい気持ちもあって…
やっぱりそれがどうしてなのかわからないけど、心中を支配していた熱が次第に顔に朱を刺していくのを確かに感じていた。
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:21:14.53 ID:KqjMiQVT0
「…Pさんっ!」
「なんだ…?」
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:22:17.72 ID:KqjMiQVT0
「不器用、ですよ?」
「それに対しては疑問符を浮かべざるを得ない意見だ」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:23:22.53 ID:KqjMiQVT0
「別に、なんでもないです…」
「なに拗ねてるんだよ?」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:24:29.59 ID:KqjMiQVT0
「じゃあ、また明日です!」
「ああ、また明日な」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:25:22.60 ID:KqjMiQVT0
何のぎ無しに空を見上げると、今夜中には上がらないと思っていた雨は止み、雲の隙間から爛々と輝く星の瞬きが顔を出す。
はっきりとは見えないけど、そこにあるのは確かな事で、まるで俺に見つけて欲しいみたいに微弱ながらも光を発していた。
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:26:55.88 ID:KqjMiQVT0
女心と秋の空、まあ、まだ夏先であるがそんな心情だ。どうして歌鈴が急に元気になったのかは俺には想像の余地も無い。
………それに、俺の気分も憑き物が落ちたみたいにすっきりとしていた。
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:27:23.82 ID:KqjMiQVT0
終わり。ありがとうございました。
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/07/13(日) 23:45:27.54 ID:ce30ZCSk0
乙。なんか青春。
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