過去ログ - モバP「いつか晴れるから」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:07:03.30 ID:KqjMiQVT0


「悪いな、歌鈴」


以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:08:11.09 ID:KqjMiQVT0

歌鈴もそうなのかもしれない。長く仕事を共だって来た俺とはいえ、年若い女性が男の前でこんなにも無防備な寝姿を曝け出すだろうか。歌鈴は俺だから安心して睡眠に身を没しているのではないだろうか。

信頼、してくれているんだろうか? 

以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:09:06.71 ID:KqjMiQVT0
「ふぇ…!?」

さほどでもないけれど、慣性が身体に圧し掛かった。軽々としたもんだが、全体重を無防備に座席にあずけていた歌鈴には効果が大きかったみたいだ。


以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:10:10.27 ID:KqjMiQVT0

「目が覚めちゃいました…」

「なら起きていればいい」

以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:11:13.93 ID:KqjMiQVT0

「運転中に横を向くとあぶないですよ?」



以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:12:16.76 ID:KqjMiQVT0

初めての給料で買った腕時計。決していいものではない。だけど、歌鈴に関わったお金で買った、俺にとってはとても意味のある物なんだ。

でも、そんな安物の腕時計に視線を投げかけたって、俺の欲している答えなんかある訳がないのに。

以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:13:39.37 ID:KqjMiQVT0

「もうすぐ寮に着くから」

「…」

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:14:57.77 ID:KqjMiQVT0

「だって、藍子ちゃんとお話ししている時は… Pさんずーっと笑顔ですもん」

「…歌鈴とだってそうだろ」

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:16:15.25 ID:KqjMiQVT0

「Pさんは優しい人だってしってます」

「…ありがとう」

以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 23:17:03.67 ID:KqjMiQVT0

「それは絶対に無い…!」


頭の中が急速に熱を帯びていくのがわかった。嫌いではない、本当だ。嫌いだったら何年も一緒に仕事もしないし、雨だからって態々寮まで送ってやる事も無い。
以下略



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