過去ログ - 提督「貴女達を置いて――」
1- 20
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/14(月) 03:40:45.66 ID:IH8WMiYp0
「二人を連れて来てもらってもいいかしら?」

「わかった。翔鶴と瑞鶴を連れて来ればいいのね」

 二つ返事で退出する彼女を見つつ、携帯を元の場所に置くと雷が口を開く。

「司令官、またあの人に頼んだの?」

 雷は彼女の膝の上から、背中を預けた状態で彼女を見上げる。

 彼と関わりを持つ事を雷は快く思っていない。

 その感情は嫌悪――という類ではない。

 自分達の在り方と彼女を照らし合わせた結果、不安に思ってしまう。

 彼女が居なくなってしまうのではないのか、と。

 現に雷は不安そうな表情で彼女を見つめ、幾度となく聞いた彼女の言葉を待っている。

「心配無用よ。私は彼の鎮守府所属一航戦加賀ではなく、この鎮守府を任せれた一人の提督」

「貴女達を置いてどこにも行かないわ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
55Res/29.87 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice