7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/14(月) 03:40:45.66 ID:IH8WMiYp0
「二人を連れて来てもらってもいいかしら?」
「わかった。翔鶴と瑞鶴を連れて来ればいいのね」
二つ返事で退出する彼女を見つつ、携帯を元の場所に置くと雷が口を開く。
「司令官、またあの人に頼んだの?」
雷は彼女の膝の上から、背中を預けた状態で彼女を見上げる。
彼と関わりを持つ事を雷は快く思っていない。
その感情は嫌悪――という類ではない。
自分達の在り方と彼女を照らし合わせた結果、不安に思ってしまう。
彼女が居なくなってしまうのではないのか、と。
現に雷は不安そうな表情で彼女を見つめ、幾度となく聞いた彼女の言葉を待っている。
「心配無用よ。私は彼の鎮守府所属一航戦加賀ではなく、この鎮守府を任せれた一人の提督」
「貴女達を置いてどこにも行かないわ」
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