過去ログ - 続・スーパーカンタイロンパ2 -さよなら絶望鎮守府-
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886: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/10/31(金) 23:03:20.64 ID:kwHSeDtm0
吹雪「大丈夫です。・・・ええっと・・・」

少し考えた後、いや、意識を失う前に考えていたことを問いかけた。

                                ・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・
吹雪「その・・・変なこと聞きますけど・・・私と龍田サンって・・・入隊式の前に会ったことは・・・ないですよね?」


龍田は目を丸くし---笑った。

龍田「うふふうふふふふふふ。何言っているのかしら〜。あ、もしかして・・・口説いてる?」

吹雪「え!?いや・・・その・・・えっと・・・」

慌てて否定する。

龍田「吹雪ちゃんって面白いわね〜」


そこからしばらく、吹雪と龍田は会話することとなったのだ。

何故龍田が皆に助けを呼ばず、会話に付き合うのかは深くは考えなかった。むしろ都合がいい。

とりあえず誰でも良いから会話したかったのだ。この中に居る人と・・・そうすれば「正体」が分かる気がしたから。

頭痛の中にある「正体」をだ。

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数十分後


龍田は主に「野宿の話」や「将来の道」の話をした。

最後のはかなり重かったが、吹雪の何気ない一言が、龍田の妖艶な顔に少女らしい素直な笑みを浮かべて「ありがと、吹雪」。

龍田「私がクロになってもあなたは殺さない・・・いえ、殺させないわ〜」

吹雪(んな物騒なこと言わないで下さいよ!)

そう思ったが出た言葉は違うものだった。

吹雪「あはは・・・でもクロには・・・ならないでほしいですね・・・厄介そうですから」


何故か龍田が自分にいった言葉は優しい気がしたからである。

龍田「え・・・マジで返さなくても・・・いいのよ?」

吹雪「その!えっと!・・・ごめんなさい・・・」

龍田「病み上がりだと変なこと言うし気にしないわ〜。じゃあ私は戻るわ〜。精々死なないように気を付けなさいよ〜」

そんなことを言うと再び吹雪は横になった。




<今回はここまで>


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