過去ログ - 続・スーパーカンタイロンパ2 -さよなら絶望鎮守府-
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900: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/11/02(日) 23:53:17.81 ID:wgt/GD9n0
天龍「悪いけどよ・・・行かせてもらうぜ」

天龍の肘鉄が刀を押しのけた。その後に裏拳。そして回し蹴り。

日向「くっ・・・!」

思わぬ反撃に片眉をあげる日向。

さらに天龍の攻撃は続く。回転と同時に横殴りに蹴ろうとする。しかし日向はこれを躱し、軸足を払いにかかった。

そして回転回し蹴りと浴びせ蹴りを加える。

日向は剣を離さない。

龍田は青葉が持っていた自分の刀を奪い、金属音を放った。

肉体を殴る音、刀がぶつかる金属音。

誰も邪魔出来ない。しようものなら死ぬ。

ただ息をのんで死闘(ダンス)を見守り続ける。

数秒した後、互いの剣が大きな音をたて離れる。

日向「ほう・・・面白い。しかも数日も居てこんな猛者に気付けなかったとはな・・・不覚」

日向は少し高揚しているようだが、天龍は違う。

天龍(こいつ・・・強い。けど、まだ本気じゃないな)

傭兵時代は剣と拳(こぶし)と砲撃だけで切り抜け、しかも多くの砲撃に銃撃、トラップや爆発物に囲まれても一度も傷を負ったことが無い自分(眼帯している理由は暗闇でも戦闘が出来るため)が負った初めて傷らしい傷。

それが日本刀でもたらされたのだ。砲撃でも銃撃でもないものに。事務的に殺せと言われたら狙撃か毒殺だろう。

しかしこの距離では砲撃した瞬間にとらえてくる可能性が高い。

天龍(こんなことしてる場合じゃねーのにクソ!・・・ん?)

ふと吹雪を見る。その様子は呼吸が浅くなっているようだ。

天龍(ヤバいな・・・)

今ここに味方は居ない。けど打開できるかもしれない。けど作ることは出来るかもしれない。「彼女」を。

日向に襲うと見せかけ赤城に近づく。

日向「く・・・!」

駆け出すも日向は間に合わなかった。

赤城「な、何で私なんですか!?」

天龍「すまん・・・」

赤城に自分の豊満な胸を揉ませる。

青葉「頭いかれてんですかね?ってか昨日今日会った人が人質になるとでも?あほらしい」

天龍「ちげぇよ。2年だ」

青葉「・・・?」


天龍「こいよ。「レッドヘアー」!」

皆「「「!?」」」



<今回はここまで>




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