過去ログ - 続・スーパーカンタイロンパ2 -さよなら絶望鎮守府-
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915: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/11/06(木) 23:44:06.97 ID:DOSAROkw0
龍驤「諜報員!?ったくどないなってんねん!日本のセキュリティーはッ」

龍驤がそんなことを嘆いていると天龍は「それもそうだな」と苦笑いで言った。

天龍「話は変わるけど、証拠の写真とかはよー・・・龍田しか持ってねーんだ。俺には話すことしか出来ないしな」

それだけを告げると完全に足音を消しながら保健室の入口へと向かった。

扉の前で背を向けながら言葉を紡ぎだす。

天龍「信じてもらわなくてもいいぜ。最後まで聞いてくれてありがとな。んーと・・・響と龍驤」

独特な調子で礼を告げた後、彼女は吹雪に目を向けた。

天龍「・・・吹雪はそのまま安静。目を醒ましたら、食堂や倉庫にあるスポーツドリンクを飲ませて欲しい。後資材の補給も忘れずに」

響「それで君はどうする気だい?」

天龍「絶望・・・」

響「?」

天龍「龍田を・・・妹を絶望させないとダメなんだ。他にやれることねぇからよぉー・・・」

響「いや、あるよ。君に出来ること」

響「少なくとも君がモノクマの相手をしている時は龍田であろうと仁淀であろうと吹雪には手を出さないはずだ」

天龍「・・・かもな」

響「別に君を信じたわけじゃない。けど吹雪を死なせたくないのはお互い同じはずさ。何、これでもKGB仕込みの戦術は入っているんだ。共闘なら出来るはずさ」

天龍「そうか・・・」

そう言うと素早く振り返り、天龍は響に向かって剣を振った。胴と首に。

それをひらりと躱す。

天龍「よろしく頼むぜ」

響「・・・ああ」

そう言って天龍は保健室を出た。

響「・・・ふぅ。ごめんね、龍驤。危ない目に合わせて」

龍驤「いや、きにしとらへんし大丈夫やで。でもあの距離でよく剣戟を躱せたなぁ・・・」

響「慣れてるからね。さて・・・パーツは機械とそれ以外に分けてくれたかい?」

龍驤「持ちろんや!PCにスキャンさせれば完璧に判別できるで!」

響「凄いね・・・。貯めて買った物とは思えないよ・・・」

龍驤「きっと改造が凄かったんやろうねー」

龍驤「でもなー・・・これ見て」

そう言うとPCに目を落とす。

龍驤「モノクマは外から操作されてるらしいんやけど・・・。この合金な、完成まで後1年かかる言われてたモノや」

響「まだ決めつけない方がいい・・・」

龍驤「せやけど分かる。ニュースかなんかでやっとたもん。これは隼鷹さんに見せよ!そうすれば分かるはずや」

そう言うと龍驤はそれを持って保健室から去った。

響「さて・・・やりますか」

そう言うと響はありとあらゆる場所を調べ、モノクマのパーツを使い簡易性の銃を作り上げる。同時にスモークグレネードとナイフもだ。刃渡り約17cm。

響(弾数は6発。さらにスモークグレネードは1個。ナイフの耐久性はまあまあ、か。・・・いけるかな)


<今回はここまで>


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