過去ログ - 続・スーパーカンタイロンパ2 -さよなら絶望鎮守府-
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◆jPpg5.obl6
[saga]
2014/11/07(金) 23:08:19.56 ID:nCIuEsC60
天龍「皆の気持ちは関係ないぜ」
モノクマ「「え?」」
天龍「やっぱよ・・・俺には龍田しか居ねーんだわ。だから、安心しろ龍田。俺は龍田だけをちゃんと見てるからよ・・・」
天龍「皆を・・・吹雪を幸せにしてやるから・・・。龍田が絶望して喜んでくれたならさ、別にいいんだぜ?俺は「吹雪がくれた希望を信じて、龍田以外にも目を向ける」からよ・・・」
はっきりと断言した天龍にモノクマは再び2体で交互に声を響かせた。
モノクマ「およよ・・・これは不味いですよ!モノクマAさん。この子、自分の言葉の矛盾に気づいていませんよ?」
モノクマ「残念っぷりが凄い方向に大気圏を突き抜けてファーラウェイしちゃってるよね、モノクマBさん」
モノクマ「「ねぇ、Cさんはどう思う?」」
天龍「・・・?」
一瞬分からなかったが、ゾワリと本能が警告する。そして3体目のモノクマが頭上から爪を伸ばして襲ってきたのだ。
間一髪躱す。
モノクマ「もちろん、AさんとBさんと同じ気持ちだよ?」
モノクマ「「「だよね!うぷぷぷ!」」」
学園に閉じこめられた者が見れば悪夢の光景だろう。
6つの目が天龍を見上げた。次の瞬間、3方向へ跳躍し、壁を蹴る。目標は---天龍だ。
しかしこんな物どうってことない。
天龍(傭兵時代じゃあフェンリルとブラックウォーター社と対峙した時よりましだな)
そう天龍は判断すると手足を別々に動かし鉄パイプを振るう。音をたててモノクマ達が転がる。
そして刀を取り出し右に刀を、左に鉄パイプを構え近づく。その時、モノクマの1つが轟音と共に爆発した。
そして自爆しようとした2体目に鉄パイプを刺し、停止させる。それを引き抜き玄関の扉に叩きつけ、爆発させる。
天龍(どうして吹雪達は来ないんだ・・・?こんな音、誰でも気づくぞ)
立ち込める煙からモノクマの声が聞こえた。
モノクマ「安心してもいいよ?他の人達にはボクが食堂に集まるように言ったから。特殊部隊が突入することになったってね。勿論罠は解除したとも伝えたよ。今頃吹雪サンは響サンたちと一緒かもねー?」
天龍「!」
モノクマ「まあ、日向サンは乱暴にはしないけど・・・霧島サンとかは拷問するんじゃない?傷口に塩を塗られたり爪をはがされたりね!・・・ある意味興奮するよね!ぶひゃひゃひゃ!」
天龍「特殊部隊がはったりだってバれるんじゃねーか・・・?」
モノクマ「「「「そこは大丈夫。だってここで君を始末すれば問題ないしね」」」」
天龍「・・・?」
モノクマ「「「「分からないの?本当に残念だねー」」」」
そして、天龍は気づく。煙の奥から徐々にモノクマが増えていると言うことに。
「「「「「「「「「うぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷっぷ・・・うぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ」」」」」」」」
数はざっと20くらいか。
天龍(このくらい・・・どうってないぜ・・・)
するとモノクマは天龍の周りをぐるぐる周り始めた。
「「「「うぷぷぷ。ちなみにこの動き・・・[サークルダンス]って言うんだよね!知ってた?」」」」
<今回はここまで>
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