過去ログ - めう「お嬢様めうめうと執事ひなひな」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/16(水) 00:10:14.57 ID:eVlFbbiuo
日向は外にテントを張って寝ようとしましたが、
二人の計らいで店のソファーで眠らさせてくれることになりました。
勿論最初は断ろうとしましたが、彼女らの強い押しが断りきれなかったのです。
日向は意外とこういうところがあります。
しかし、中は暖かいし、虫はいないし、まぁいいかとも思いました。

日向「ふぅ……」

日向は小さく息を吐きました。
改めて考えると、こうやってめうと離れるのは初めてのことかもしれません。
いつも二人は一緒にいたのです。
だからこそ、自分がいない時めうが何をするか分かりません。
日向はそれが不安でした。
出来ることならば、日向はめうと常に近くにいたいのです。
しかし所詮は執事とお嬢様の関係で、いつか離れる時が来るのかもしれません。
それに、将来はめうだって結婚するのです。

日向(めめお嬢様が、結婚……)

そう考えた時、日向の思考に妙なノイズが走りました。
所謂それは不快感に近いものだったでしょう。
奥ゆかしくない考えですが、日向は確かにそう思ってしまいました。

日向(それはなんか、やだな……)

日向(って、何を考えてるんだボクは……もう寝よう)

日向は妙な方向に傾いた思考を収め、そのまま眠ろうと思い、目を閉じました。
しかし、店の奥から艶めかしい声が少し聞こえてきて、日向はよく眠れませんでした。


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