過去ログ - ドンキー「おれたち、もう終わりにしよう……」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/07/16(水) 00:26:45.45 ID:TQKMLtlSO
ドンキー「……許されるわけないよな。自分が相棒にオカズにされてるって知ったらあいつ、どんな顔するかな。
     汚らしい物を見るような目つきをおれに向けるだろうな、きっと。
     でもそうなったとしてもおれはこの先もディディーをオカズに……」

ドンキー(……あいつといる限りおれの頭の中からディディーは絶対に離れない。会ったその日の晩にあいつで抜いて、会えなかった日でも結局あいつで抜いて、それの繰り返しだ。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/07/16(水) 00:27:27.44 ID:TQKMLtlSO
ドンキー「ちょっと色々あってな。今日のデートは楽しかったか?」

ディディー「まあね。夕方ドンキーんちに行くって言っておいたから一応早めに帰ってもらったけど」

ドンキー「そ、そうか。なんか悪いことしちまったな……」
以下略



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2014/07/16(水) 00:28:08.17 ID:TQKMLtlSO
ドンキー「ディディー、落ちついて聞いてくれよ」

ディディー「なんだよ、もうっ。オイラたち、ギスギスするような間柄じゃないでしょ?そんな暗い顔しないでよ」

ドンキー「そうだな。すまん……」
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2014/07/16(水) 00:29:19.66 ID:TQKMLtlSO
ディディー「ドンキー、言ってることが抽象的すぎてわかんないよ。なにを終わるの?」

ドンキー「おれとお前の……」

ドンキー(ためらうな。言え、言わないと取り返しがつかなくなる)
以下略



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2014/07/16(水) 00:32:29.30 ID:TQKMLtlSO
ドンキー(そのあと言った言葉……確か……)


ドンキー『ディディー、よく聞けよ。おれたちは2匹でいるからこそお互い輝くんだぜ。だからどっちかが欠けちまったらとたんに煌めきを失っちまう。
     関係の成り立たない相棒なんてのはもはやただの1匹と1匹だ。そんなのになんの魅力もない。
以下略



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2014/07/16(水) 00:34:04.81 ID:TQKMLtlSO
ドンキー(愛してる。おれはお前と肉体的に1つになりたい。
     ……言えるわけがない)

ディディー「やっぱり嫌いなんだ……」

以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/07/16(水) 00:35:32.34 ID:TQKMLtlSO
ドンキー「ま、まて!まってくれディディー!」

ドンキーは慌ててあとを追ったがディディーの姿はどこにもなかった。

ドンキー(な、なんて速さだ……いや、なんてことだ……。ディディーがあんな冷たい目でおれを見るなんて……。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/16(水) 00:37:47.65 ID:TQKMLtlSO
―次の朝―
ディクシー「ドンキー!ドンキー!」ドンドンドンドン

ドンキー「ちっ、るっせーな。なんなんだよ朝っぱらから」ガチャリ

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/16(水) 00:38:30.14 ID:TQKMLtlSO
ドンキー「っ!」

ドンキーは突如めまいに襲われ、失神しそうになった。

ディクシー「と、とにかく一緒にきて!」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/16(水) 00:40:04.35 ID:TQKMLtlSO
ドンキー「ディディー……?」

横たわっている物体をおもむろに抱き上げるドンキー。
冷たくなっている身体を指全体で感じながら、その肉体の持ち主である顔を見る。
その顔立ちは、紛れもなく相棒のディディーだった。
以下略



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