過去ログ - 上条「ようこそ、クソッタレな日常へ」
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◆i7biGkIsHE
[saga]
2014/07/18(金) 00:07:00.94 ID:pfXAx2oK0
「いずれは男の俺じゃあ用意できないものも出てくるだろうし。 それに上条さんも監禁犯みたいな疑いを掛けられるようなことはしたくありませんことよ?」
「実質それと殆ど大差ないでしょうに。 大体最初とキャラが違いすぎますの! 自分のことを「さん」付けで呼ぶって、一体どんな異文化で育ってきたか見当もつきませんわね!」
「うるせぇ! 何でもかんでも語尾に「の」を付ける奴に、言葉遣いをとやかく言われたくねえよ! 最初だって初春はともかくレベル4とレベル5のお前達を相手に下手に出て、舐められたまま寝首を掻かれるようなことがあっちゃ洒落になんねえだろうが?」
それを本人達を前にして言っていいのだろうか?
これが素なのか演技なのか、やはり御坂には判断がつかない。
ただ今も言い争いをしている二人と、それを必死に止めようとしている初春を見て御坂はホッと息を吐く。
こんなことを自分が言う資格がないのは分かっているが、思ったよりも元気そうだ。
色々と状況は急変してしまったものの、二人の本質は今も変わっていない。
まだ具体的な方法は何も思いつかないが、二人だけは何としても元の場所に帰さなければならなかった。
だが二人が暗部から解放されたとしたら、自分はその時どうなっているのだろう?
ただ巻き込まれただけの白井や初春とは違って、自分がここにいるのは何かしらの罰だと御坂は思っている。
仮に暗部に堕ちることがなくとも、自分に日の当たる場所を歩く資格はない。
当たり前だ、自分の愚かな行いのせいで一万人近くの命が失われてしまったのだから。
そして御坂は今は凍結に追い込まれたという実験に考えを巡らせる。
被験者である学園都市第一位が再起不能となる傷を負わされたため、実験は継続不可能に陥った。
それを聞かされた時は半信半疑だった御坂だが、それが確かな情報であることは既に確認している。
しかしレベル5の頂点である学園都市最強の能力者にそんな傷を負わせられる人間など本当に存在するのか?
御坂は直接第一位と対峙した際にその圧倒的な実力差を思い知らされ、自分の手で倒すのは不可能だと諦めて関連施設の破壊を行うしかなかった。
それならば第一位に次ぐ実力の持ち主である第二位の可能性を考えたが、わざわざ実験を止めようとしていた自分達の前に立ち塞がった男にそんなことをする理由が思い当たらない。
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