過去ログ - 【安価&コンマ】新たな魔法使いが生まれた【仮面ライダーウィザード】
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◆aGwfZTc7eA
[sage]
2014/07/24(木) 22:48:44.66 ID:rUIlvCy10
「やるな魔法使いぃぃっ!!」
「いえ、ですから――」
こちらが話し出そうとすると、襲撃者がタイミング良く攻撃をしてくる。
其れを避け、払い、落とす……これの繰り返しだ。
とても話を聞いてもらえそうにない。 男は――"機をうかがう"
「うおっしゃあああっ!!」
「――(仕方、ないですね)」
機が早くもやってきた。
拳を大きく振り、伸びきった腕――たとえ誘いであろうと、全力で叩く。
少々強引にでも、こちらのペースに持ち込む。
男は、迫る拳を一歩動くのみで避け、がら空きの腹部に全力で蹴り込んだ。
「うぐっ! ぐっ、ぐっ――」
――しかし、手ごたえがおかしかった。
まるで大岩に対し蹴り込んだかの様な手ごたえ、これでは、持ち込めない。
「むっ」
「効いたぜぇぇっ! ははっ!!」
男の全力の蹴りに耐えた襲撃者は上がった足を掴む事をせず、
またも大ぶりの拳を繰り返してきた。
男は避けない、両の腕を十字に掛け、受ける。
「っ!!」
拳が、来た。 男の体が大きく浮き上がる、2mに近い屈強な肉体を持つ襲撃者の拳に対し、
頭一つ小さい男の体を容易く――否、 完全ではない、
男のガードは拳の威力を削ぎ、着弾に合わせ跳ぶ事で、"削ぎ切った"
「――」
「へへっ、やっぱりやるなぁ、楽しいぜぇっ、魔法使い?」
「私は、楽しくありませんよ」
男と襲撃者の距離は五歩もあれば、お互いの拳が届く程度。
襲撃者は笑う、其れは闘いへの楽しみから、男は苦笑する、
どうすれば話し合いが出来るのだろうと?
――そして、終わりが見えない、お互いに疲れは見えない。
たがいに、自信のペースへ引き込む為の決め手が無い。
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