過去ログ - 【安価&コンマ】新たな魔法使いが生まれた【仮面ライダーウィザード】
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335: ◆aGwfZTc7eA[sage]
2014/07/28(月) 22:32:54.36 ID:nbWinr5n0
「ウォー……ロック」

最初に動いたのは"魔法使い"、一間遅れ"バハムート"が動く、
互いに数歩駆ければ、鉢合う。 それはつまり、お互いに"足を止めると言う事"、
足を止め、打ち合うと言う事――その時が来た。

「ちっ!!」

魔法使いが繰り出した飛び後ろ回し蹴りを、両腕で受けるバハムート、
"想像"と遥かに違う威力に、両足の踏ん張りが利かず"後退させられる"
息を吐き、握り拳を一端開き、また握る。 問題はなかった、これで……"迎い撃てる"。

「おらぁっ!!」

繰り出されたハイキックを全力の拳で迎え撃つ、バハムート、互いに押し切れない。
魔法使いが繰り出した足を引き戻し、バハムートが空いている腹部に突きを繰り出す。
"当たらない"引き上げた膝で防がれ、流されて行く――次が来た。
崩された体勢に目掛け放たれたローキックを反動を付け、捻り跳ぶ事により、
躱し、当たれば有難かった蹴りは、読まれていたのだろう一歩下がられる事で躱された。

「うおおぉぉぉっ!!」
「っ!!」

バハムートが魔法使いに掴みかかる、魔法使いは、受けて立った。
互いの両手を掴み合う――単純だが、解りやすい。"力比べ"だ。

「はっ! 力じゃあ、負けんぜぇっ!!」
「…………」

掴み合いは、バハムートが有利の様だ、魔法使いの腕を自らの腕力で捻じ伏せていく。
だと言うのに、魔法使いが動じた様子が無い――"それどころか"。

「すぅ――っ」
「(へへっ、何をしようがこのままっ!!)」

息を吸い始めた、まるで"力を貯め込むかの様に"。
自らの優位性を感じ取ったバハムートはこのまま押し切ろうとする。
――"この状況を変える、直ぐに、訪れた"。


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