過去ログ - 私はお姉ちゃんが
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/18(金) 05:50:38.72 ID:NwyhIcoFo
クラスでの自分の立ち位置は理解してるつもり
浮いてる、暗い、ぼっち、非リア、なんでもいいけどマイナス要素ならほぼ当てはまる
そして極めつけは
「おい!起きてんだろ!寝たふりしてんじゃねーよ!」
私はいじめられっ子と言う奴だ

「おら!辛気臭い顔今日も見せてみろよ!」
机から髪を掴まれ乱暴に引き起こされる。痛い。
「なに?いたいよ。」
「痛くしてんだから当たり前だろ、おらこっちこいよ!」
何が面白いのかゲラゲラ笑っているいつもの猿女軍団。この四人はきっとロクな死に方しないと思う。それにいじめられてる情けない私よりマシだけれども。
「いつも通り笑わせてやるよ。バックをプロデュースだ。ぎゃははは!」
下品な笑い方。吐き気がするから近づかないで欲しい。しかし私の望みは基本的に叶わない。猿どもに教室の床に押さえつけられる。埃がつくし臭い息が身体にかかるのも不愉快だ。
「一応言うね。はなして。」
「はあ?き・こ・え・な・い!」
猿どもが猛烈に私の身体に指を這わせ始めた。私は湧き上がる擽痒感に身体をくねらせようとするが猿どもに乗っかられているせいで惨めに悶えることしかできない。
「こいつ首のとこつつくとビクビクしてすげーおもしれー」
「脇腹も楽しいよー?ほらぁ、くすぐったいんだよねぇ?どう?ぐーりぐーり」
「太もももきもちいねー。あ、だめだよー?暴れたらお仕置きしちゃうぞぉ?」
勝手なことを。誰だって首を急に触れられたらひゃっとか乙女な悲鳴を上げながら首をすくめるだろう。まあ私は頭を押さえつけられるのですくめられないのだが。
脇腹をドリルのように嬲られたら人間なら海老反りに反射的な行動でなってしまう。私は人間的行動が許されていないのでそれすら許されず無防備な脇腹を晒すしかないのだが。
太ももは神経が大量に通っている上に皮膚が薄いのだ。しかも陰部にも非常に近い。同姓のそんな部分を喜んで触っているこいつらは間違いなく変態だがやられている側もおかしな感覚に襲われる。足を閉じたいががっちり足に猿が絡みついている。時折舌まで這わせている気がするが気のせいかな。
「くぅぅぅ・・・」
「見てよこの顔!超ブサイク!鼻の穴凄い膨らんでよだれ垂れてる〜、写真とっちゃお!」
三回に一回くらい写真を撮っているがそれは何に使っているんだ?私を後々脅迫するように取ってあるなら不必要だ。私は反乱を企てられるような大層な人間ではない。
「それじゃ、今日もメインディッシュいっちゃいますかー!はーい袖捲りましょうねぇ」
「や、やめてください・・・おねがいしましゅう・・・」
情けないが懇願する。まあこいつらはこんなことでやめるような人間ではないのは知っているがもしかしたらだ。もしかしたら良心が芽生えるかもしれない。
「どうするー?」
「「「ぎるてぃー!!」」」
私の脇の下に4つの手が突き刺さる。身体が跳ね上がるが足と腕を強引に押さえつけられなんの防御体制も取れない。はなして。くすぐったい!やめろ・・・やめてよ!!
「やめなさい!!」
放課後の教室に凛とした声が響き渡った。


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