過去ログ - 真姫「星の在処」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/18(金) 22:13:39.52 ID:slAYMCr0O

レンズを覗き込みながら口を開く。それはいつもより、ほんの少しだけ嬉しそうな……弾んだ音のような

私が感じた違和感は多分、それだ


真姫「星って、どうして輝いているか知ってる?」

にこ「星だからでしょ。もっと科学的な答の方がお好みだった?」

真姫「そんなことないわ、それで充分」


違和感違和感違和感。

私はこの子の嬉々とした饒舌な喋り口が嫌いなのだろうか

酷く胸の中がモヤモヤして気持ち悪い


真姫「星は輝く為だけにそこに在るの。皆が皆、星が輝くモノだと……輝いて当たり前だと思ってるから」

真姫「だから嫌でも輝き続けてないといけない。可哀想でしょ?」

にこ「……」


反応に困る。こちらから表情は窺えないが、恐らくというか絶対無表情だ

もどかしい。私にだけ無防備な背中を晒しているところが尚更もどかしい

どんな言葉を期待しているのだろう。賛同、拒絶……まぁ、合わせてあげる理由なんて何処にもないけど


にこ「随分と幻想的な解釈ね」



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