200: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 03:31:56.48 ID:UutwvfH+0
あずさ「こんな夜に、どこに行っちゃったのかしら?」
以前、真ちゃんとそうしたように公園の中を探してみます。
201: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 03:32:42.00 ID:UutwvfH+0
あずさ「貴音ちゃん?」
貴音「はて?」
202: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 03:33:29.11 ID:UutwvfH+0
貴音「あずさは…」
あずさ「?」
203: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 03:34:21.65 ID:UutwvfH+0
貴音「月が巡り、そしてより強く絆が結ばれたことでしょう。そして、わたくしも、また」
あずさ「え〜っと……」
204: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 03:34:59.57 ID:UutwvfH+0
そこで言葉を止めた貴音ちゃん。
すっと立てた人差し指を口元に運び
貴音「とっぷしーくれっと、です」
205: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 03:35:51.49 ID:UutwvfH+0
貴音「さて、夜も更けてまいりました、わたくしはこれにて失礼致します」
一礼した貴音ちゃんは、そのまま公園を出て、歩いて行ってしまいました。
公園には私一人、さっきまでは貴音ちゃんだけを照らしていたんじゃないかと思えた月が、今は私を照らしています。
206: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 03:36:50.69 ID:UutwvfH+0
あずさ「まぁ、猫ちゃん。探したのよ〜?」
しゃがんで頭を撫でると、やっぱり気持ちよさそうな顔をしています。
207: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 03:37:18.22 ID:UutwvfH+0
あずさ「……もしかして、一緒に来たいのかしら?」
ねこ「にあ〜♪」
208: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 03:39:20.31 ID:UutwvfH+0
猫ちゃんのお陰で沢山の思い出が出来ました。
そして、新しい家族も出来ました。
これからもよろしくね、猫ちゃん。
209: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 03:41:52.00 ID:UutwvfH+0
終わりです。
あずささん、誕生日おめでとうございます!
本当に、貴女に出会えて本当に良かったと心の底から思います。
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