29:1[saga]
2014/07/21(月) 00:20:23.58 ID:TneoOa+X0
でも、この場所、私からすればとても怖い。
地面が盛り上がってると言っても、それはちょっとだけ小さい山が出来てるとかじゃなくて、
崖側から見下ろせば、ビル何階建てかくらいの高さは優にあるんじゃないかと思ってしまうほど。
下ではプロデューサーさんが腕を組んで厳しそうな表情をしていて、
いざという時は俺が助けに行かなきゃ。 そんな風に汲み取れる目をしています。
そんなプロデューサーさんに一度手を振ると、私は伊織ちゃんの手を取りました。
伊織「……? どうしたのよ、高いのが怖いの?」
あずさ「…………うぅん、なんでも♪」
伊織「………………変なの」
伊織ちゃんに何かあったら、プロデューサーさんが来るまで私が守ってあげなきゃ。
その意図を伊織ちゃんは感じ取らなかったのか、そっぽを向いて手を握り返してくれました。
…………本当はとっても優しい子、大丈夫だからね。
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