32:1[saga]
2014/07/21(月) 00:23:02.85 ID:TneoOa+X0
伊織「と、とにかく離しなさいって! さっきもカメラマンが言ってたでしょ、この崖言うほど高くないって……!!」
あずさ「………………下を見ても?」
伊織「………………」
あずさ「……でしょ? だから男の人が助けに来るまで待ちましょう?」
現に後ろの方では下で見ていたプロデューサーさんがカメラマンさんよりも早く駆けつけてきてくれてる。
周りを見る余裕が無いからどこまで来てくれてるかは解らないけど。
伊織「…………でも。 …………あんたそれ!」
あずさ「…………え?」
伊織ちゃんの視線の先には、撮影していてもなお着けていたミサンガ。
それが尖った岩に擦れてプツプツと少しずつ削れていってるみたい。
伊織「それ、大事にしてるんじゃないの!?」
あずさ「…………そうね、けどそんな事は今は関係無いでしょ?」
伊織「大アリよ、別にそこまでしてもらわなくても……! 手ぇ離して、この高さでも死ぬことは無いんだし……!」
あずさ「ダメよ!!!」
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