過去ログ - 勇者「自害しろ魔王!さもなくば殺す!」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/22(火) 23:02:50.40 ID:USiiuzgz0
魔弁「……」ムムム

魔弁「そうですか。 またお会いしましたね,勇弁先生。 そんなに私に負けたいんですか?」ウワベノエガオ

勇弁「なにを基準におっしゃっているか分かりませんが。和解してあげていることをお忘れなんですかね。」ウワッツラノエガオ
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/22(火) 23:05:20.34 ID:USiiuzgz0
裁「では,弁論準備手続をはじめます。」

裁「まず,本件は,合議事件に付されました。 弁論準備手続に関しては,私が受命裁判官として担当します。」

裁「では次に,期日間にいただいた書面を確認しますが,今回は,勇弁先生,あ,いえ,勇弁弁護士から昨日いただいた委任状だけですね。」
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/22(火) 23:07:31.73 ID:USiiuzgz0
裁「裁判所としても,被告の反論を待ちたいと思います。 被告側もよろしいですね。」

魔弁「本当に最近初めて相談を受けたか,という点で疑わしいと思いますが,致し方ないでしょう。」

裁「では,勇弁先生,反論にはどの程度,お時間必要でしょうか。」
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/22(火) 23:12:43.54 ID:USiiuzgz0
裁「裁判所としては,特段どちらでもかまいませんよ。」

勇弁「では,来週中に簡易な答弁書を,1か月程度のちに,具体的な内容の準備書面を,それぞれ提出します。」

裁「では,書面の提出期限は×月○日,次回期日は,×月×日午前11時30分でいかがでしょう。」
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/22(火) 23:16:28.66 ID:USiiuzgz0
於:新教会歴○○年×月×日午後3時30分,精霊地裁5階第3弁論準備室

裁「では,弁論準備手続をはじめます。」

裁「今回,提出されている書面は,新教会歴○○年×月△日付答弁書,新教会歴○○年×月□日付被告準備書面(1)です。」
以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/22(火) 23:20:28.00 ID:USiiuzgz0
裁「えー。当事者双方代理人,ご静粛に。 本件に関することの議論をお願いします。」

魔弁「和解して差し上げているのはこちらですがね。和解してやっているだけなんてどの口がおっしゃるのか。」

魔弁「ああ! この口か! なるほどこれはよく回りそうだ。 ペラペラペラペラペラペラペラペラ。」
以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/22(火) 23:25:38.44 ID:USiiuzgz0
裁「……では,事件の話をさせていただきますね。」

魔弁「」ムスーッ

勇弁「」ブスッ
以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/22(火) 23:25:41.17 ID:dwsnTbpmo
古美門かと思った


40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/22(火) 23:31:36.35 ID:USiiuzgz0
勇弁の事務所のアソシエイト弁護士(以下,「勇イソ弁」)「先生! さすがですね! 魔弁先生がタジタジでしたよ!」

勇イソ弁「勇者本人が魔王自体にした行為に関する勇者無答責の法理の抗弁を否認するなんて,これはもう,勝利は見えましたね!」

勇イソ弁「立証とか,そういう問題じゃありませんよね?」
以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/22(火) 23:34:15.87 ID:USiiuzgz0
魔イソ弁「やっぱり! 正義は勝つんですよ! 勇者様万歳!」

魔弁「クライアントの敗訴を願うとは。 本当に君は。」

魔イソ弁「そんなことを言ったって,正義は勝つ!悪は滅びる!これが正しい姿です! 正義の実現! 法律もそれを望んでいます! まさに法律家! といった感じです!」
以下略



42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/22(火) 23:37:20.90 ID:USiiuzgz0
魔イソ弁「ふー。 なんなんですかね。 素直に負けを認めて,その負けの被害を最小限にするのも,弁護士の仕事だと思うんですけど!!」

魔弁の事務所の老齢事務員(以下,「老事務」)「果たして本当に負けるのでしょうか。」

魔イソ弁「老事務さんもそんなこと言うんですか? 正義が負けるべきなんですか?」
以下略



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