13: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/22(火) 02:47:47.34 ID:HYyZ8GF2o
詩音「そういう不安を覚えるのは、お姉と圭ちゃんの間に成立しているのは現時点では『友情』だからですよ」
魅音「どういう……こと?」
詩音「ただの友達なら、離れ離れになってしまったら記憶が薄れてしまうかもしれない。お姉から圭ちゃんへは友達以上の感情を持っているんでしょうが、現時点ではそれは一方通行。
圭ちゃんからお姉への感情は、お姉にはわからない。それが不安を覚える原因だと私は思います」
魅音「……なるほど」
詩音の言葉には、確かな説得力があった。
圭ちゃんはあたしのことをどう思っているのかは、あたしにはわからない。
そりゃ、嫌われてるとは思わないし、思いたくもないけど。
少なくとも、友達と思ってくれているのは間違いない………はず。
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