165: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 14:51:41.52 ID:IQ7B33obo
それから、詩音は二つ目の作戦を話し始める。
詩音「明日一日だけ、入れ替わりましょう」
魅音「うん、それで?」
しかしそれは、作戦と呼べるようなものではなかった。
詩音「え、それだけですが?」
魅音「それだけ!?何の解決にもなってないじゃん!!」
詩音「そう?圭ちゃんの様子を、自分とは違う……『園崎詩音』として、観察出来るんですよ?」
魅音「それがどうなるっていうのよー!」
詩音「圭ちゃんの顔を見ることで、心の整理が出来るようになると思うんですけどね、私は」
魅音「う、うぅー……」
詩音「圭ちゃんを観察出来ると言う意味もありますし、お姉の心の整理も兼ねられる。これ以上ない良策だと思いますけどね」
魅音「そ、そうかなぁ……?」
詩音「それにお姉だって、いつまでも圭ちゃんを目の前にしてあたふたするわけにもいかないでしょう?恋人同士になるって目標を目指すのなら、避けては通れない道ですよ」
魅音「そっか……うん、分かった。が、頑張ってみるよ……」
詩音「何とも頼りないお言葉ですね……」
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