187: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 15:40:39.80 ID:IQ7B33obo
魅音「あたし……あたしは……」
不器用でも構わない。あたしは、あたしに出来るように言葉にする。
魅音「圭ちゃんとは、ひとつ歳が離れてて……来年には、雛見沢分校を卒業して、高校に進学しちゃう身なんだよね。だから、ずっと圭ちゃんの隣にいることは、出来ないけど……。
いつかまた、同じ場所に帰ってきたら……その時は、あたしの隣には、圭ちゃんがいて欲しい。離れ離れになってしまっても、ずっと、ずっと、お互いの事を忘れないでいよう?」
なんだか、言いたい事を詰め込んだら支離滅裂になってしまった気がする。
でも、これがあたしの言いたい全てだ。
何一つ偽りのない……あたしの気持ちだ。
魅音「ずっと、あたしの事を、覚えていてくださいっ……」
そう言って、圭ちゃんから差し出されたそれを受け取る。
圭ちゃんがそれを持つ手を離してくれれば―――この約束は、二つのリストバンドが繋げてくれる。
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