過去ログ - 上条・士道「「とある緋弾のソードアート・ライブ」」キリト・キンジ「「その1」」
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38: ◆3LA52.EM5g[saga]
2014/07/25(金) 23:10:45.16 ID:z4U0pMaz0
琴里「面倒なことになったわね」

 夕食後、士道がこのことを琴里に話すと、帰ってきた第一声がこれだった。

士道「…やっぱりそうだよな」

 机の上に置かれた4枚のチケットを見ながら士道は苦笑する。

琴里「士道と一緒に旅行。そんなことを言ったら十香も、四糸乃も、耶倶矢も、夕弦も、美九も、七罪も、行きたいって言うに決まっているわ。もしその中で「2人だけ」ってなったら他の行けない4人が不機嫌になるのは間違いなし」

士道「どうしたものか…」

 実際、前にも似たようなことが天央祭のミスコンでもあったその際はうやむやになったおかげで誰も不機嫌にならなかったが今回はそうは行かないだろう。

琴里「ったく。なんでこんな物引いてくんのよ馬鹿」

士道「いや、俺に言われても」

琴里「……仕方ないわね」

 そう言うと琴里はポケットからタッチパネル式の携帯電話を取り出して、電話を掛ける。

神無月『司令ですか?』

琴里「神無月」

 電話を掛けた先は神無月恭平。〈ラタトスク〉の副司令で琴里の右腕でもある男だ。

琴里「至急、学園都市特別見学会の招待券を5枚揃えて。どんな手を使ってもね」

神無月『了解しました』

琴里「あと見学会の時には学園都市の上空に〈フラクシナス〉を配備したいんだけど…できる?」

神無月『〈フラクシナス〉はあそこの科学技術とほぼ同じレベルで作られていますが…上空2万6千メートルが限界でしょうか』

琴里「それでいいわ。任せたわよ」

ピッ

士道「?5枚って…」

琴里「後1枚は令音の分よ。引率が必要でしょ」

士道「あ、ああ。そうだな」

 〈ラタトスク〉の解析官である村雨令音はこういう旅行なんかのイベントに必ずついて来る女性だ。付き合いは長いのに今だに士道を「シン」と呼んでたりする。

琴里「そうと決まれば準備しなくちゃね。行くのは11月3日からでしょ?」

士道「ああ。1日から大型連休だし一週間かけて学園都市の様々な場所を巡るらしい」

琴里「そう。なら明日土曜日は買い物に行かなきゃね。付き合いなさいよ」

士道「おう。了解」

 手を上げる士道。

琴里「そういえば風呂沸いてたわよ。先、入ってきなさい」

士道「ん。じゃあ遠慮なく」

 そう言うと椅子から立ち上がり、士道は風呂場へ向かった。  それを見送った琴里は、口の中に新しいチュッパチャプスをくわえ、もう一度携帯電話を取り出す。

琴里「令音?」

令音『琴里か』

琴里「すぐに調べて欲しいことがあるの。学園都市の──特別見学会について」

令音『……気になるのか』

琴里「先月の25日に世界中で感知された謎の霊力反応。それに外部の人間を決して寄せ付けなかった学園都市の、いきなりの特別見学会。偶然にしては出来すぎているわ」

令音『──了解した。できる範囲内で調べておこう』

琴里「……しかし、ほっんとあいつもそろそろ女の子が不満にならないように言いくるめるスキルと女の子に対する度胸くらい持って欲しいわね…言葉で女の子の事を自在に操れる…いや、それは求めすぎ──」


キンジ「ぶえっくしょん」


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