過去ログ - 上条・士道「「とある緋弾のソードアート・ライブ」」キリト・キンジ「「その1」」
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◆3LA52.EM5g
[saga]
2015/07/18(土) 11:41:43.69 ID:mjmr2RnT0
狂三「……なんですって?」
僧正「『平均化』はあくまで奴の一手にすぎない。むしろ、本命は他にある」
茶を啜りながら、どうでもないかのようにそんなことを言い出す僧正。
僧正「──異能とはどうものかと思う?」
狂三「……?」
僧正「儂は限られた者にしか与えられないものだと思っておった。ところが奴が言ったことは違ったよ。
『異能は誰であろうと、どんな生き物であろうと身につけられることができる。例え無能力者と呼ばれ、何の能力も持たなくても、それはその世界にその人物にあった異能がなかったからだ』とな」
狂三「………」
僧正「奴はな、こう言ったのじゃよ。完全な無能力者などはいない。誰しもが異能を発現させることができる。奴にとってこれだけ邪魔な事実は無かろう。
その最たるものが儂たちらしいな。奴め、散々に言っておったぞ」
娘々「異能が生み出した害虫とか無限の時間をただ生き存在するだけで世界を汚す汚物とか……流石にいいすぎと思うんだけどねぇ」
異能を消そうとしている人物が、異能を誰もが使えるということを認めている。
理解できない。何故、そこまでの事をこの魔神たちに伝えているのだろうか。
……閉じ込めたことで口が緩んだ?ここまでのことを平気でする方が、そのような軽み弾みなことをするものでしょうか?
僧正「そして奴はな。嬉々としてこれに続けてあることを言っておったよ」
狂三「……なにを」
ネフテュス「……それでも世界を俺を見捨てなかった。ついに見つけたんだ。『幻想殺し』のような言葉だけではない。学園都市の無能力者という建前だけではない。
異能を身に付けられず、得られず、持てず、なれず、使えず──そんな完全な無能力者を」
僧正「『零の超常(ゼロアベレージ)』だったかのう。奴が喋っていたそれは」
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