過去ログ - 苗木「ねぇ、江ノ島さんってさ、飽きてきてない?」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/24(木) 08:56:40.31 ID:7PRs8xCBo
江ノ島「えっ」

苗木「えっ、じゃないでしょ。江ノ島さんも本当は何の事かなんて分かってるくせに、さ」

江ノ島「……まあ、そうかもしれないね」

苗木「もうさ、いくら自分が今までした事が怖いからって、逃げるのはやめたらどうかな」

江ノ島「……うん」(なんで、私はこんな素直に答えてるの?)

苗木「もう、絶望にすら飽きたんでしょ?」

江ノ島「……いや!違う!私は絶望が大好きで、絶対に絶望にだけは飽きなくて、だから―――」(そんなわけない、そんなわけない。絶望だけは絶対に裏切らない)

苗木「何、言ってるの?」

江ノ島「…は?苗木こそ、苗木こそ何を言ってるの?そんなわけがないでしょ?」

苗木「もういい、もういいんだ。ほら、もう江ノ島さんはキャラを変えるという事にすら飽きてるし、それに、飽きることそのものにまで飽きてる」

江ノ島「は?馬鹿じゃないの?飽きることに飽きるなんて、そんなのあり得ないし!」

苗木「ふふふ、隠さなくて、いや、誤魔化さなくていいのに。僕は知ってるんだよ。江ノ島さんはとっくに飽きる事が怖くて怖くて、そしてそのせいで絶望に染まった」

江ノ島「それが、飽きる事に飽きた?馬鹿じゃないの?馬鹿じゃないの?そんなんで飽きたなんて言うわけないじゃない」

苗木「いいや、君はもう飽きる事が嫌で嫌で仕方ないはずだ。それは、飽きたと言えるんじゃないかな」

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/24(木) 09:07:12.84 ID:7PRs8xCBo
江ノ島「……苗木には、分かってるんだ」

苗木「ふふふふ、だって僕は希望だからね。絶望の事なんかお見通しさ」

江ノ島「ふーん」
以下略



3: ◆ZtIxy9nLcA[sage]
2014/07/24(木) 09:08:30.69 ID:G5dA+0DzO
これは期待


4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/24(木) 09:21:26.23 ID:7PRs8xCBo
江ノ島「仕方ないからそれは認めてあげる。でも、それか絶望に何の関係があるの?」

苗木「あれ?ここまで言っても分からないのかな?あ、違うね。分かりたくないんだ!自分の信じてたものが崩れ去るさまは恐ろしいからね!」

江ノ島「ねえ、もう分かったから。早く言って」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/24(木) 09:27:48.12 ID:mp0XL9LUO
これは狛枝の粘着質と苗木の推進力を持ってした絶望にも似た最高の希望


6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/24(木) 09:29:20.27 ID:7PRs8xCBo
江ノ島「ふー…ふー…」

苗木「なんでこんなに苦しいかって思ってるのかな?なんでこんなに辛いのかなって思ってるのかな?あははっ!だって、当たり前でしょ?」

江ノ島「なんで…イッ?!」ズギィッ
以下略



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