過去ログ - 僧侶「勇者様の素顔は謎に包まれている」
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34: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/24(木) 10:20:20.80 ID:V+95hIPX0
賢者「本当にいいのか?」

>魔王を倒した帰路のこと。狩人と僧侶を先に行かせ、勇者と賢者は2人きりになっていた。

勇者「うん。褒美も賞賛も俺の手に余る。それに勇者が別人になって帰ってきたら、皆驚くだろ」

賢者「それじゃ、勇者は魔王との戦いの後行方をくらましたってことにしておくよ」

勇者「うん。狩人と僧侶にはお前から説明しておいて。あの2人には嘘つきたくないしね」

賢者「全部僕に押し付けるね〜。ま、今まで君に苦労させたから、次は僕が苦労する番か」

勇者「悪いね、色々と。それでも賢者のことは嫌いだけどね!」

賢者「はいはい。ところで勇者はこれからどうするの?」

勇者「決まってんじゃん、まずは勇者辞めて旅人になる…で、逃げたあのヤローをとっ捕まえてやるんだよ!」

>勇者はそう言うと、兜を脱いで捨てた。その顔は満面の笑顔である。

賢者「一応僕もあいつとは長い付き合いだけど、その役割は君に譲るよ。捕まえたら宜しく言っておいて」

勇者「おう!」


勇者(例え何年かかっても捕まえてみせるよ、暗黒騎士――いや、勇者!)


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