過去ログ - 女「知らない女の子が部屋でまったりお茶飲んでる……」
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◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/30(水) 09:26:21.27 ID:r49bWTN5O
座敷童「わっしは……屋敷から逃げた。様々な事から胸が締め付けられる想いに耐えられず。屋敷の皆が苦労する中で、あの甘美な生活を続けるのが息苦しかった……」
女「そうだったのね……。その屋敷の人たちの今は知ってる?」
以下略
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1
◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/30(水) 09:31:22.16 ID:r49bWTN5O
今日の投下は一先ずここまでです
昨日投下したかったんですが、子供が凄い機嫌悪くて、夫婦で振り回されてました……
139
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1
◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/31(木) 01:45:17.73 ID:x0lqaLG3O
女「屋敷から出た後は一体どうしたの……?」
座敷童「様々な家にひっそりと立ち寄って休みながら、全国津々浦々を回ったのぅ。幸い、妖の類だけに、食う寝るは最悪何十日としなくとも大丈夫だったし、わっしの存在に気づいた者がいたりして、食べ物を恵んでくれたお陰で助かったのぅ……」
以下略
140
:
◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/31(木) 01:47:46.99 ID:x0lqaLG3O
座敷童「妖とはいえ、全国津々浦々をそんな無理ある旅をしてたからかのぅ。ある日、わっしはふと、思い出したように何かを『見よう』と思ったのじゃ」
女「座敷童は、その時、何を見ようとしたの?」
以下略
141
:
◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/31(木) 01:49:39.62 ID:x0lqaLG3O
座敷童「更に言えば、わっしはその時、急に意識が無くなってしもうた。そして、また意識が戻った時、また自分の先を見ようとしても、霞がかった物さえも見えず、力が無くなったと悟った……」
女「でも、力が無くても座敷童が無事だったなら……」
以下略
142
:
◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/31(木) 01:52:30.77 ID:x0lqaLG3O
座敷童「そうじゃの。本来なら、力が極端に弱まるか、力が無い者は、この世から消える。本来ならの……」
女「じゃあ、座敷童は力が無いかもしれないけど、今ここにいる事が説明つかない事になるよ?」
以下略
143
:
◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/31(木) 01:54:35.61 ID:x0lqaLG3O
女「うん……。そうだったのねぇ……。辛い状態で聞くかもしれないけど……、その後も旅していくうちに、おばあちゃんに会ったの?」
座敷童「そうじゃ。力が無いのに存在する以上、放浪するしかわっしには術が無かった。違う妖や他の座敷童に会う時もあった。しかし、わっしみたいに力が無い状態で存在する者はいなかったのぅ……。毎日毎日自身の存在を悩みに悩んで、自暴自棄になりそうな気持ちじゃった時、手を差し伸べたのが祖母殿じゃ」
以下略
144
:
◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/31(木) 01:56:44.41 ID:x0lqaLG3O
……
以下略
145
:
◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/31(木) 02:00:09.12 ID:x0lqaLG3O
座敷童「そうじゃの……。わっしは今、どこかの家に世話になっとらんがな……」
祖母「そう。じゃあ、新しい家を探し中とかなのかな?」
以下略
146
:
◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/31(木) 02:02:02.40 ID:x0lqaLG3O
女「んー……。じゃあ、私の傘、ここに置いておくから、もし雨が降ったら使って?私の家ここから近いし、ここから離れるなら、置いておいてくれれば回収するからさ」トンッ
座敷童「……うむ」コクッ
以下略
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