過去ログ - 【艦これ】 提督「瑞鳳に媚薬を飲ませてみた」
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19: ◆ZOMUybyhxg[sage saga]
2014/07/24(木) 22:18:11.91 ID:27knkYjCo
 
 固い床の感触を体に浴び、提督はゆっくりと目を覚ます。
 体を起こすと、瑞鳳に掛けたはずの軍服が、上半身からひらりと落ちた。
 しわしわになったそれを拾いながら提督は立ち上がる。提督は立ち上がるとほぼ同時にベッドを見た。
 瑞鳳の姿がない。それに、ベッドのシーツが外されている。多分、自分が使用した事を気にして、洗濯をしに行ったのだろう。
 
 別にそんなこと気にしなくてもいいのに。と提督は思ったが、彼女も女の子だ。やっぱり気になるのだろう、と一人で納得する。
 
 そんなことを考えていると、司令室の扉が開かれ外から瑞鳳が入ってきた。
 
 瑞鳳の様子は、昨日とは打って変わって普段通りのようだったが、提督の顔を見るなりほんのりと頬を赤らめる。
 
瑞鳳「うぅ、その……おは、よ……」

 伏目がちに挨拶をする瑞鳳。何故かそれだけで提督はドキリとする。
 
提督「昨日のことは気にするな……悪い夢だったんだよ」

 
瑞鳳「き、昨日の……あぅ……」

 
 昨晩の出来事を思い出したのか、瑞鳳の顔が火を噴き出しそうなほど真っ赤になる。
 それを見た提督も、昨晩のことが走馬灯のように蘇る。
 提督の身体に重ねられる瑞鳳の綺麗な手。白い肌。甘い表情。艶めかしい息遣い。

 また心臓の鼓動が早まりそうになり、無理矢理心を落ち着かせる。
 気まずい空気を振り払うように、提督が声を出す。
 
提督「とっ、とにかく! 早く忘れた方がいい!」
 
 取ってつけたような態度になってしまったが、瑞鳳も昨日のことはあまり思い出したくないのか、それに同調する。
 
瑞鳳「うん……! そ、そうね!」
 
 瑞鳳は自分の感情を吹き飛ばすかのように、すぅーと深呼吸をすると、何度か瞬きしたあとに、いつも通りの調子で提督に語りかける。
 
瑞鳳「それじゃ、今日の任務を聞いてきたから、それを教える……前に……」
 


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