過去ログ - 玄「ちょっぴり不思議な夏休み」
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42:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/27(日) 22:45:15.33 ID:IIy9Ia5F0
只管に広い草原。奥には灰色の山が見え、なにやら煙を吹いている。

そして、すぐそこに木造の大きな家、そしてそこに貼られた『松実』の表札。

私は困惑した。
以下略



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/27(日) 22:51:04.60 ID:WcJPvsYEo
ドキドキ


44:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/27(日) 23:10:07.12 ID:IIy9Ia5F0
チリン。

もう一度。

チリン。
以下略



45:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/27(日) 23:10:42.66 ID:IIy9Ia5F0
玄(えっ?えっ?)

私のそれほど強くはない頭をこれでもかといわんばかりに無数の疑問が駆け巡る。

なぜ灼ちゃんが?なぜ泣いているの?そもそもなぜうちに灼ちゃんがいるの?いや、ここはうちなの?
以下略



46:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/27(日) 23:11:32.87 ID:IIy9Ia5F0
どうしたんだろう。灼ちゃんはこんなに甘えん坊だったっけ。

とりあえず、要望通りに私は灼ちゃんの頭を優しく撫でる。

灼「………ふふっ………」
以下略



47:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/27(日) 23:22:54.08 ID:IIy9Ia5F0
檜の香りのする綺麗な玄関。そして、美しく掃除された廊下。

灼「どうしたの?お風呂入らないの?」

やはりここが私の家で間違いはないみたいだ。
以下略



48:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/27(日) 23:23:34.65 ID:IIy9Ia5F0
玄「!?」

それは、目を閉じて口を尖らせ、少し顔を赤らめている灼ちゃんだった。

私の脳内回路は混迷を極め、理解が追い付かなくなる。
以下略



49:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/27(日) 23:37:22.95 ID:IIy9Ia5F0
灼「………どういうこと……」

次の瞬間般若は崩れ、泣きはらした灼ちゃんの姿があった。

灼「……玄、…私のこと、嫌いになっちゃったの……」ボロボロ
以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/27(日) 23:40:51.69 ID:h2ScRIcL0
?????


51:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/27(日) 23:41:28.80 ID:IIy9Ia5F0
心臓が高鳴る。

事情は分からないけれど、やらなければ終わらない。

ゆっくり、ゆっくりと唇が近づく。
以下略



52:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/27(日) 23:42:16.98 ID:IIy9Ia5F0
唐突なノックの音に夢から覚めて跳ね退く。

灼「っ………」

悔しげな顔をしながら、灼ちゃんは玄関へと向かう。なんだか申し訳ない気持ちになる。
以下略



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