32:かき ◆3ldCez0w46[saga]
2014/07/28(月) 18:06:44.25 ID:Kuv2Y1Bco
翌日、まずは彼の紹介から始めることにしました。
「こちら、熱気バサラさん。昨日のライブの時に騒ぎを収めてくれた方よ。」
「よろしくな。」
33:かき ◆3ldCez0w46[saga]
2014/07/28(月) 18:21:52.47 ID:Kuv2Y1Bco
「あれ?希ちゃんとにこちゃんは知り合いだったのかにゃ?」
「こないだ出会ったんよね〜」
屋上で倒れてたっていうのは伏せておくことにしました。
34:かき ◆3ldCez0w46[saga]
2014/07/28(月) 18:32:34.75 ID:Kuv2Y1Bco
翌日、彼は1時間ほど遅れてやって来ました。
理由を聞いてはみたものの、特に回答は得られず…
そんなことを気にしていてもしょうがないので、早速歌の練習に入ることにしました。
35:かき ◆3ldCez0w46[saga]
2014/07/28(月) 19:06:03.37 ID:Kuv2Y1Bco
彼によるコーチ(?)が始まってひと月が経とうとしたある日、私達のもとに1件のライブ依頼が舞い込んできました。
内容は、秋葉原にあるお店の20周年記念ライブというもの。
秋葉原のメインストリートを封鎖して、私達が歌うという今までにないほど大きなライブでした。
36:かき ◆3ldCez0w46[saga]
2014/07/28(月) 19:15:52.99 ID:Kuv2Y1Bco
ライブを2週間後に控えたある日、私は1人で秋葉原の街を歩いていました。
すると、バサラさんの後ろ姿が見えたので追いかけてみることにしました。
人影のない路地に入ったかと思うと、誰かと話す声が聞こえてきました。
37:かき ◆3ldCez0w46[saga]
2014/07/28(月) 19:32:26.14 ID:Kuv2Y1Bco
そして、ライブ1週間前のこと。
その日の練習が始まる前に、私は生徒会室で穂乃果の仕事の手伝いをしていました。
「穂乃果も改めて考えると大変よねぇ、μ'sのリーダーと生徒会長を兼ねるなんて。私よりもよっぽど大変だと思うわ。」
38:かき ◆3ldCez0w46[saga]
2014/07/28(月) 19:49:30.59 ID:Kuv2Y1Bco
そして、いよいよライブ当日。
バサラさんは2日前から姿を見せなくなっていました。
チラシとチケットは渡してあるし大丈夫かな、と思いつつ、リハーサルを行っていました。
39:かき ◆3ldCez0w46[saga]
2014/07/28(月) 19:50:54.39 ID:Kuv2Y1Bco
(最高のテンションから失望に叩き落とされる時のエネルギーはおいしいんだよねー…もう少し待つことにしよう)
40:かき ◆3ldCez0w46[saga]
2014/07/28(月) 20:18:00.45 ID:Kuv2Y1Bco
「ありがとうございました!それでは次の曲、Wonderful Rushです!」
穂乃果のMCから次の曲へと移ろうとした時、突如雷が鳴り始めました。
「どうして?今日は快晴のはずじゃ…」
41:かき ◆3ldCez0w46[saga]
2014/07/28(月) 20:26:46.89 ID:Kuv2Y1Bco
♪心は変わる
「バサラさん、歌ってるねぇ…えりち?」
♪景色と同じように
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