14: ◆R3w6VC0mCvpW[saga]
2014/07/28(月) 20:36:02.22 ID:/A4b8bPJ0
にこ「にこね、高校生になって直ぐにスクールアイドルを結成したの。でも、本気で頂点を目指してたのはにこだけ」
真姫「……」
にこ「二ヶ月で解散。その後、ちょっと色々あってね。嫌な噂が流れて、にこは学校では一人ぼっちニコ☆」
真姫「一人ぼっちニコってあなたねぇ」
にこ「えへへ♪ 空き教室に鍵が掛かってないからお手洗いでお弁当食べなくていいけどね」ニコッ
真姫「部室で食べればいいじゃない」
にこ「皆で食べてた頃を思い出すから、部室で食べる勇気がまだなくて」
真姫「」
にこ「にこが手に入れられるチャンスは一度だけだから。一人でも夢を諦めないの」
真姫「私には全く関係ない話ね」
にこ「そうね」
真姫「……私の通ってる中学って私立なのよ。だから妙にプライド高い連中が多くて」
にこ(少女漫画みたい)
真姫「その中でも一番癖のあるのが同じクラスでね。ウザくて押し切られて、家まで遊びにきて……」
にこ(真姫ちゃんは確実に押しに弱いみたいね)
真姫「それから何かと突っかかってくるようになったのよ」
にこ「嫉妬したってこと?」
真姫「そうみたいよ。体育では勝ってるけど、それ以外は劣ってるってやつがプライドを傷つけたみたいで」
にこ「でも、家に行ってショックを受けるってどんなのよ?」
真姫「別に普通よ。少し大きいってだけだと思うけど。もう《誰も家に呼ばない》って決めたわ」
にこ「ふぅん。私立だろうと国立だろうと嫌なやつはいるってことね」
真姫「まぁね」
にこ「でも、これで真姫ちゃんが初対面のにこと一緒にランニング始めた理由が分かったニコ☆」
真姫「別に運動で負けてることなんて気にしてないわよ!///」
にこ「真姫ちゃんは正直者で可愛いわねぇ」
真姫「////」
189Res/286.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。