過去ログ - にこ「夢なき夢は夢じゃない」
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21: ◆R3w6VC0mCvpW[saga]
2014/07/28(月) 20:48:35.96 ID:/A4b8bPJ0
にこ「私があんたに勝ってる部分ねぇ……。真姫ちゃんに勝ってる部分の運動神経を私が補うとして」チラッ

真姫「にこちゃん」

にこ「自分に誇れる夢を持ってるってところかしら」

  「貧乏人の語る夢? くすくすっ。それってただの現実逃避っていうやつですわね」フフン

にこ「夢なき人に私を否定させない!」

  「そういうのに縋るしかない生き方。今までそんな人種と交流がありませんでしたから新鮮ですわ」

にこ「ま、会話の一方通行しか出来ないあんたには結果を見せてあげるのが一番ね」

  「ふふっ。結果……ですか?」

にこ「自分より劣ってる運動神経の私にタッチしてみなさい。真姫ちゃんより運動神経上なら出来るでしょ?」

  「やる必要はありませんけど、夢とやらと一緒に砕いてさしあげます」

真姫「ちょっと、にこちゃん」

にこ「真姫ちゃんは黙ってみててくれればいいのよ。夢も運動神経もまるっとラブニコ★」

真姫「その台詞もポーズも場違いよ」フフッ

にこ「ルールはあんたの体力がなくなるまででいいわ。タッチ出来たらあんたの勝ち。出来なきゃあんたの負け」

  「始まって直ぐに触ってみせますわ」

にこ「あんたの言うところの、金持ちのプライドより貧乏人の夢の方が強いって証明してあげる。にこにこにー♪」

  「西木野さん。始めにもう一度だけ言って差し上げます。ご友人は選ぶべきですわ。いくらご友人がいなくても」クスッ

真姫「にこちゃんは私の最高の友達よ」

  「あらあら。貧乏人に完全に毒されて……。お可哀想に」クスクス

にこ「私を貶めれば貶める程に、負けた自分に反ってくるって考えないお天気頭ね」

  「貴女の言葉は本当に感に触りますわ。早く、始めましょう」

にこ「3M離れた場所からスタートしましょう。合図は真姫ちゃんお願いね」

真姫「ええ、分かったわ。…………スタート!」


──三分後...


  「はぁはぁはぁ」

にこ「もう息切れ? 真姫ちゃんより運動神経がいい割には大したことないのね」

  「はぁっ……はぁはぁ」

にこ「あんたは確かににこより頭も良いだろうし品性もあるんでしょうね。おまけに家もお金持ち」

  「そ……はぁはぁ。そうよ」

にこ「でもね、大切なのはそんな物じゃないの。夢を持ってるかどうかよ」

  「なにが夢よ。はぁはぁ……あんたの夢なんて何の価値もないわ」


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