316: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 20:47:40.00 ID:rWHPqgck0
それは私にとって当然の疑問。屋上で花陽ちゃんに家に来ないか、そう誘われて勿論嬉しかった。さっきは花陽ちゃんの勢いに押されてなんとなくついて来ちゃったけれど……本当にどうして私だけなんだろう。今までそんなこと無かったのに。
凛ちゃんの枕を手にとって、もふもふしながら花陽ちゃんに尋ねる。すると花陽ちゃんはなんだかバツの悪そうな反応をして、声を曇らせた。
花陽「あ、えーと」
花陽「……元気になって欲しかったから」
予想だにしていなかった答えが返ってきて、私はそのまま何もすることが出来なかった。
花陽ちゃんは枕から顔を上げて、私に向かって微笑んだ。
ことり「……ありがとう」
胸の中が暖かくなるような、そんな感じがした。
460Res/261.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。