42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/02(土) 19:57:07.65 ID:SluoaBc3o
結局彼は何も状況を変えようとせずに、忙しさの合間を縫って
たまにベンチに遊びに来る彼女を待っているだけだった。
十分に満足だったのだ。
彼女がわざわざ自分と話しに来てくれるという、それだけで。
何かに熱中していても、何もしようとしていなくても、
信じられないくらいの早さで時間は過ぎていく。
あっという間に四年が経って、
二人は卒業を迎えることになる。
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