26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/04(月) 21:32:05.08 ID:/wfr7LjxO
川崎の後をおいかける。
人を追いかけるというのは楽だ。
どんな意味でも、それを目標にして行動すればいい。
まあ本当は追いかけるのではなく帰りたいのだが。
ひかれたレールの上で行動するの嫌いとか俺マジ革命児。
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2014/08/04(月) 21:33:01.49 ID:/wfr7LjxO
川崎が立ち止まり口を開く。
「ここ」
「おう」
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2014/08/04(月) 21:33:31.64 ID:/wfr7LjxO
川崎弟通称小町と付き合うとかおこがましいこと考えるクズ略しておがクズはまだ来てないようだ。
人が待ってるからってついて行けばいないとか…もうね。
遅れるような奴に小町はやれん。
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2014/08/04(月) 21:33:59.89 ID:/wfr7LjxO
「やー、すいません、遅れました」
「おうほんとだ…」
「大丈夫だから。きにしないで」
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/04(月) 21:34:25.97 ID:/wfr7LjxO
おがクズ、もう面倒だから大志がなお続ける。
「…とにかく、お兄さん。今回は結構真面目な話なんす」
大志が結構真面目なトーンで話すので、こちらも適当に応対するわけにもいかなくなった。
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/04(月) 21:34:53.86 ID:/wfr7LjxO
さらに川崎も俺に頭を下げ、こう言った。
「あたしからもお願い。なんならバイト代払うから」
「あー、いい、いい」
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2014/08/04(月) 21:35:19.70 ID:/wfr7LjxO
「…あー、まず何がわからないんだ」
国語といっても現代文と古典でわかれている。さらに細かくわけれるが、まず古典だったら教えれない。あれは教えられるもんじゃない、暗記するもんだ。
現代文だったら、漢字は暗記。語彙力も暗記。暗記じゃないのは小説と説明文だ。
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2014/08/04(月) 21:36:21.25 ID:/wfr7LjxO
「いや、大志は勉強してるからそれはない」
川崎が自信満々に俺に告げる。親バカならぬ姉バカだなこいつ。
といっても勉強したのは確かだろう。他の教科が総武高合格にとどくって時点でかなりしたはずだ。
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/04(月) 21:36:59.28 ID:/wfr7LjxO
「そうなんすよ」
「あー、あれは、実在する人物にあてはめてみるとわかる」
「うわぁ…お兄さん流石っすね」
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2014/08/04(月) 21:37:47.20 ID:/wfr7LjxO
そんなこんなで勉強を教え終わると
大志はすぐに帰った。
本人曰くわかっている内に定着させるだそうだ。
いやー、しかし大志くん頑張って勉強してますね。下手しなくても小町よりやってるなこれ。
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/04(月) 21:38:26.49 ID:/wfr7LjxO
「なんだ」
川崎が何かを言いたそうにしているので、後押ししてやる意味でも返事をした。
「その…ありがと」
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