13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/03(日) 22:28:57.73 ID:0Xe9k2eb0
クレス「どうしたんですかクラースさん?」
クラース「二人とも、あの子をどう思う?」
ミント「ほむらさんのことですね?…嘘を付いているには見えませんが」
クレス「僕もそう思います」
クラース「私も同感だ。そこでなんだが…」
クラース「ほむらを一緒に連れていきたいと思う」
その言葉にクレスが異議を唱える。
クレス「僕は反対です。こんな危険な旅にあの子を巻き込みたくありません」
ミント「私もクレスさんと同じ意見です。危険すぎます」
クラース「私もこの旅が危険なことは重々承知している。だが、ほむらを一人にするほうが
もっと危険だ」
クレス「…どういうことです?」
クラース「さっきのほむらの話を思い出せ。あの子は友達の為に全てを投げ出している。
ここであの子を置いていったとしてもほむらは一人ででもダオスの元へ向かうだろうさ」
クレス「そんなっ…!まだダオスがあの子の力に干渉しているとは限らないでしょう!?」
クラース「だが、可能性はある。1%でも可能性があればほむらはそこにすがるだろう」
クレス「…っ!」
少し話しただけでも分かる、彼女の並々ならぬ決意はクレスもミントにも充分伝わっていた。
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