21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/03(日) 22:38:03.07 ID:0Xe9k2eb0
ほむら「この左手に埋め込められているのが私のソウルジェムよ」
クラース「魂の宝石、か…」
ほむら「ええ、…魔力の消費や負の感情によってソウルジェムに穢れが溜まる」
ほむら「穢れはグリーフシードで取り除く以外に方法は無く、
穢れが溜まりきったとき、私は魔女になる」
ほむら「ここまでは部屋で説明した通りなんだけど、続きがあるの」
クレス「続き?」
ほむら「私もついさっき気が付いたのだけれど…、みんなの前で実践した時間停止
の消費によって溜まった穢れが勝手に浄化されているの」
クラース「どういうことだ?」
ほむら「私にもわからないわ。こんな現象起きたことないもの」
ほむらにとっては嬉しい誤算には間違いないのだが原因が気になる。
ミント「…もしかして、ですけれど」
ミント「マナが原因なのではないでしょうか?」
ほむら「マナ?」
アーチェ「この世界に漂う魔力の源みたいなもんだよ、ほむらちゃん」
クラース「精霊が生きるために必要で、魔術を使用するためにも必要とされている」
ほむら「なるほど…。マナがグリーフシードの代わりをしてくれたわけね」
アーチェ「つまりほむらちゃんこっちの世界じゃ魔法使い放題ってこと?」
ほむら「自然回復が追いつく程度ならね。まぁ私の場合そんなに色んな魔法が使えるわけじゃないけど」
クラース「魔法を応用したらどんなことができる?」
ほむら「時間停止、肉体強化、治癒の活性化、武器の殺傷能力の強化…、私が使っていた
のは主にこんな感じね」
クレス「武器の強化…、僕の剣の強化もできるのかい?」
ほむら「ごめんなさい…。他人の武器にまでは応用できないの。
他の魔法少女で出来る子は居たけれど」
クレス「いや、大丈夫だよ。いくらいい武器を持っていてもその武器を生かすのは
使い手の腕次第だからね」
アーチェ「ヒュー♪良いこと言うねー」
クレス「茶化さないでくれよアーチェ…」
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