過去ログ - いーちゃん「魔法少女?」哀川「そうともさ」
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198: ◆EWlGtrnu5g[saga]
2014/08/15(金) 23:26:58.62 ID:LvqvQdD5o
「…同類なんていねぇんだぞ!!」

佐倉杏子が吠える。
ぶつけるように吠える。

「それでもやっぱり私は後悔なんてしたくないから」

後悔してないのではなく後悔したくない
そう言って美樹さやかは教会を去っていった。

「…」

一人残された佐倉杏子は何かを思う。
それが何なのかは予想がつかないが
きっと美樹さやかの事であるということは正しいだろう。
魔法少女。
それは偽りの奇跡。
いつか壊れる祈り。
それを知っていながらもやはり少女達は願うことをやめないのだった。 

「バカが…」

佐倉杏子はリンゴにかぶりつく。
リンゴの酸味と少しの塩っぽさが口の中に残りいつまでも消えなかった。


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