過去ログ - いーちゃん「魔法少女?」哀川「そうともさ」
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◆EWlGtrnu5g
[saga]
2014/08/05(火) 02:11:51.28 ID:zLWYROKQO
「ん?あ、わりー少し外に出てくるわ」
哀川さんはそう言ってドアを開けて外に出ていった。
きっとほかの依頼関係なのだろう。
同じ請負人だというのにどうしてこうも差が出てしまうのか。
力関係はほぼ同じだというのに。
…分かっているさ、戯言だよ。
「…それで」
哀川さんが居なくなったことにより生まれた沈黙に耐えきれず僕は思わず口を開いてしまう。
「マミちゃんはどんな事を願ったんだい?」
瞬間。
確かに部屋の空気が凍りつく感覚がした。
あぁ、僕はいつもそうだ。
勝手に人の心に土足で踏み入って
好き勝手荒らしては去っていく。
自分が馬鹿だとは常常思っていたけれど
愚かであるということは今気づいた。
「…」
沈黙。
そりゃそうだ。
そんなリスクを知っておいて自ら魔法少女とやらになろうとする人が多いわけがない。
あるいは哀川さんならコロッとなってしまうかもしれないが。
普通の、一般人の少女にそんな選択をせざるを得ない事情があるならば
大方それは人に話したいものではないだろう。
「ごめん、話したくないのなら別にいいよ」
そう言って僕はマミちゃんの入れてくれた紅茶をすする。
美味しい。
いや、ホントに美味しい。
マミちゃんの前でなければ感動して号泣していたことだろう。
以上、戯言なり。
「私は…」
おいおい話すのかよ。
別段興味もないのだが自分から振っておいてそんな態度も失礼なので一応耳を傾けてみる。
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