過去ログ - 少女と男
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1:無名な主
2014/08/04(月) 22:19:25.47 ID:bXBmTP240
どうも。このSSはオリジナル長編物になる予定ですのでどうかお付き合いのもとおねがいします。では始めます

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2:無名な主
2014/08/04(月) 22:21:48.82 ID:bXBmTP240

灼熱の太陽がギラギラと輝き人間の気力をガリガリと削る。太陽の暑さに蝕まれロクに思考の出来ない頭を何とか働かせながら歩く。
体が蕩けてしまいそうな程暑い日には冷えた飲み物を喉から流し込みたい。そんな考えが頭の中で浮かぶ。だがダメだ。今は『仕事中』なのだから。

仕事を請け負ったのは四日も前の事だ。その日も太陽は元気に人間を苦しめてはニコニコとしていた。そんな最悪な日に『最高』な仕事の依頼が暑さなんてぶっ飛ばした。


3:無名な主
2014/08/04(月) 22:24:10.12 ID:bXBmTP240
「それで、何をすれゃいい? 強盗、殺人それともガキの子守か?」

やる気の欠片も感じられないだらしない声が薄暗いボロボロの小屋の中で反芻する。

「どれも違う。お前に依頼したい事はそんな下らない事じゃない。もっと意味のあって有意義な事だ」
以下略



4:無名な主
2014/08/04(月) 22:26:21.46 ID:bXBmTP240
アルバーノはある日依頼したいからとこの小屋を指定された。アルバーノは嫌々ながらも指定された小屋に到着し、いざ扉を開くとスーツを着たドイツ人が木製の椅子に座っていた。これが二時間前の事だ。

そして今の状況に至る。普通ならば二十分などで終わる事がその何倍もの二時間だ。アルバーノは我慢の限界がきていた。

「アーリア人という人種はこの世界で最も優れて高貴だと思うのだよ。君はどうかね?」
以下略



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